a Ham contester's blog
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X1218のスタックは試行錯誤して、横と縦とできる3本アンテナがあります。なんと半端な。
これまでは移動運用半固定で使ってきました。それなりに嵩張るので、担ぎ上げにもつらいかなと。
しかしロケ勝負、空中線勝負の1200MHzバンドでは、スタックは大きな戦力になりえます。ただし、ローテーターや可搬性を解決できたらです。
一年ほどかけて、ようやくシステムが組めました。今回はそのまとめです。
いわゆるプラダン(プラスチック製段ボール)、よく引っ越しでエレベーターの中とか養生してるやつですね。あれを車の荷室に貼り付けているんですが、あまりを使って封筒状のケースを作ってX1218を差し入れ、エレメントを保護しました。
以前は元箱を加工して二本横スタックをそのまま入れていたのですが、後部座席全体を占めるほどの嵩張りようでした。
工夫はほぼなく。真ん中穴開けて差し入れるだけです。
しかし、これでエレメントがあちこち曲がることがほぼなくなりました。
AKCメンバーのJA6IRK局が小型ローテーターPock Tatorを頒布されています。
在庫が限られていますが、小型でおすすめです。X1218x2はやや荷重オーバー気味なので、自己責任で。
こちらをちょっと加工して移動運用用にします。
支持するアルミパイプの先に穴を三か所あけ、そこに細引きを通して輪を作り、ステーロープを通せるようにとします。
こちらには完成品のコントローラーもついています(右緑)。
高性能ですが、単機能なコントローラー(左黒)の図面がマニュアルに提供されて、簡単に自作できます。 電源は13V Maxで外部電源も対応していますが、9Vでもやや遅いですが動作します。
アルミパイプを調達してマストに仕立てます。Φ20, 22, 25のものです。ロケットで取り扱いが在庫限りになっていらい、横山テクノで通販しています。
長さの選択が送料の肝です。担当の方とメールで確認できます。
山行でも使うことを想定していますので、仕舞長がリュックのサイドポケットで収まるくらいにしとかないとです。750mmです。
日本を太パイプで接続し、ネジと移動で便利な蝶ナットで固定します。ネジを通す穴を対向に正確に開けるには、作図したものをパイプに貼り付けて、セロハンテープで固定し、ポンチで窪ませたところにドリルです。
関東UHFではメインのアンテナとして運用し、非常に好調でした。簡単コントローラーで手元操作でき、その恩恵も大きいと思います。
このときは、5-6分駐車場から担ぎ上げただけです。
どうでしょう。リュックに固定して、この週末にある程度の長距離担ぎ上げられるか試そうと思っています。
幸いにして、そこまで重量はないので、デカさと固定できるかが問題です。