a Ham contester's blog
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Twitterでアンケートをとってみました。「交信数・局・地を伸ばす、サービス提供」が僅差でトップになりました。
前提としたのは、1) 引っ越しなどで常置場所が変更になってのポータブルではなく、あくまで移動運用、あるいは無線用のセカンドシャックでの運用を想定。 2) 勝負になるコンテスト時の移動を除くこととしました。
目的としてはアマチュア無線の業務(金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的に無線技術に興味を持ち、正当に許可された者が行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務 -『無線通信規則 (第1条第78項)』)を自分なりに分解したものにしてみました。
コンテスト時はどれだけ局数やマルチを伸ばすかの目的があり、加えて狙うJCC/JCGを探す絶好の機会という局がいるかとおもいます。こちらは、パイル捌きなども重要になりますので、自己訓練の一部でしょうか。
コンテスト以外でも、レア移動地でサービスし、パイルアップで局数をこなすのも移動運用の醍醐味の一つであることは間違いがありません。
アワードやJCC/JCGの抜けを狙い、カード交換を目的とされている局も多いです。SOTAやPOTAのようなカード交換を必要としない遊びでも、レア移動地でサービスすることで、パイルを浴びたり、初アクティベーターとして記録に残ったりと色々な楽しみ方があります。
常置場所では交信範囲が限られている局は、いわゆる追いかける側としても、移動運用をされているかもしれません。
バンド内ワッチに加え、クラスター等、RBN(CW)、PSKReporter(Digital mode)、アラート(SOTAなど)を見ていわゆり珍局やレア移動地をサーチしている局も多いことでしょう。
サービス提供に徹する場合には、移動地の選定やバンド、空中線、運用時間、十分な電源の確保、効率的なオペレーションなどが求められるでしょう。
まったり移動運用派にはちょっと忙しく感じられてしまいます。
惜しくも僅差で次点になりました。いわゆる実験目的の研究派ですね。
私もまさしくこれで、様々な機材を購入したり、自作したり、移動地の条件などの組み合わせで、試したいことは山ほど出てきます。
その他の趣味の登山・釣り・キャンプ・電子工作・ガジェオタ・写真撮影などともガッツリ組み合わさる沼加減がたまりませんね。
次は何を試してみようか、考えているだけでワクワクしますし。それに合わせた移動地の選定などプランを立てるのが楽しいのです。
そんなわけなので、当初の目的が達せられると途端に交信意欲が減退してしまいます。ともすると、移動地まで到達し、セットアップが完了した段階で達成感のあまり、それほど声も出さず終了することもしばしば。
のんびりCQも出さないでいると、たまりかねたのか、「カチカチ」PTTで「CQ出してー」的な催促を受けたりします。
ワッチ局にも状況が把握できるように、交信中の会話などで交信予定や休憩、あと何局位できそうかなどをアナウンスするようにしています。
ただ、交信数を伸ばすのが目的ではないので、「クラスターあげてもいいですか?」などと聞かれると、「13時終了短時間と入れておいてください」とか、「すみませんが、短時間なので遠慮しておきます」などと答えることもしばしばです。
いわゆる蔵上げされると、猛パイルを浴びる覚悟が必要です。
我が常置場所もそうですが、自宅等のロケが悪く無線ができない、特定のバンドに出れない、出ても飛ばないなどの環境にある局も多いと思います。
そういった場合は移動が唯一の交信手段になります。
その他にも、数ではなく個々の交信を純粋に楽しむ方も多いでしょう。ログソフトのメモ欄で以前の交信メモを見て、話題が広がることもあります。メモ欄の活用をお勧めします。
普段のシャックとは違う良い風景の場所、帰りがけの食事や温泉、お気に入りの散歩コースで少しだけ声を出してみる。
そんな楽しみ方を持つ方も多いのではないでしょうか。
無線技術の自己訓練の方は少数でした。
1位の中にもパイル捌きなど交信オペ技術要素が入っているかもしれませんが、こちらは筋トレのような純粋な、何か課題を設定した自己訓練でしょうか。
色々な楽しみ方のあるアマチュア無線では、習得すべき技術がないと楽しめない部分もありますので、そういった課題をクリアしていくことも段階段階で出てくるかと思います。
その他コメントで寄せされたご意見です。
旅行趣味などとも組み合わせられる趣味でしょうか。
「このロケだとどんな伝搬するんだろうか」、などと考えてしまいますよね。
皆さん大抵の旅行や出張にはとりあえずハンディ機を忍ばせているのではないでしょうか。
結局交信する機会がなかったとしても、それはもう立派に移動運用なのではないでしょうか。